
この記事を見ている方の多くは、リプトンが撤退するというニュースを目にしたのではないでしょうか?
リプトン紅茶ブランドは売却されるの?
もしかして、日本からなくなってしまうの?
気になるリプトンの今後について調査してまとめましたので、ぜひ記事をご覧ください。
リプトンの紅茶は日本からなくなるの?
結論として、リプトンの紅茶がなくなることはまずないと思われます。
2021年10月に、リプトン関連事業を受け継ぎ「エカテラ・ジャパン・サービス」が、日本の新会社として設立されました。
新会社は紅茶の市場は年々着実に伸びているし、多様な飲まれ方があるので事業に集中すると発表しました。
詳しくは後述しますが、日本では紅茶の需要が伸びているので今の段階でなくなることは、まず無いと思われます!
リプトン大好きな皆さま、良かったですね♪ほっと一息、紅茶でも飲みましょう。
リプトン紅茶撤退の理由は?売却されるのは本当?
リプトンが売却されるのは、本当の話です。
現在リプトンの紅茶事業を手がけている英ユニリーバが、投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに売却すると発表されました。
売却額は、日本円にして約5,800億円で、2022年後半に完了する予定です。
ユニリーバがリプトンを手放した最大の理由は、紅茶の需要が今後伸びる見通しもつかず、収益の拡大も見込めないためです。
ですのでユニリーバは、植物由来の代替肉などの成長事業に、今後は力を入れていくとしています。
世界規模では、紅茶事業は厳しい状況にあるようですね。
ちなみに、ユニリーバは2020年1月の段階で既に売却を検討していると発表していました。
2019年10~12月の売上高が、10年ぶりに低い伸び率となったことで、売却を検討するキッカケの一つになっています。
コーヒー離れは先進国で多く見られ、「スターバックス」などのコーヒーチェーンが一般的になったことが一番の理由です。
特に若者はほとんど紅茶を飲まない。
紅茶と一緒に食べるケーキやスコーンなどの習慣も、太るからと敬遠されはじめたのも理由としてあります。
今回の事業売却に「インド、インドネシア、ネパール」は含まれないとのことです。
また、米ペプシコとの共同事業であるペットボトル飲料事業は含まれないとのことです。
日本の紅茶業界は伸びているって本当?
個人的に、紅茶の人気が本当に衰退しているのか?とても気になりました。
日本人は、けっこう紅茶は飲むんじゃないの?そう感じる方も多いと思います。
そこで、以下のグラフをご覧ください。
引用:食品産業新聞社ニュースWEB
最近の日本では、紅茶飲料市場が伸びていたことが分かりました。
上記は2019年までの画像ですが、2020年から2021年にかけても、市場は伸びていることが確認できました。
日本で紅茶が売れている理由は、無糖や甘さ控えめタイプ、果汁を使ったフルーツティーなどの商品人気によるものです。
健康意識の増加と、ペットボトル容器がお手軽でウケて、市場が拡大していました。
日本でリプトンのシェア率は、紅茶業界20%前後のトップクラスです。
伸び率に関しては、2019年1月は前年比122%と、業界で1番でした。
森永乳業から発売されている、リプトンの紙パック商品も好調です。
調査して分かったことは、日本市場ではリプトンは確実に伸びているということです。
リプトン撤退に関連する情報まとめ
リプトン撤退という悲報を聞いて、今後紅茶が飲めなくなるのではないか?気になる方のためにまとめた記事でした。
調査した結果、日本では紅茶業界の市場が伸びていることが分かりました。
リプトンの新たな日本法人も設立されて、紅茶事業に集中するとの発表もありました。
ですので、日本でリプトンの紅茶が飲めなくなる可能性は、まずないと思われます。