暗闇ごはんで知られる、「浅草 緑泉寺」の住職ってどんな人?

青江覚峰さんの経歴や暗闇ご飯を始めるキッカケなどについて調査したことをまとめてあります。

異色のお坊さん誕生ストーリーに興味がある方はご覧ください。

暗闇ごはんってそもそも何ですか?

暗闇ごはんとは、完全に視覚を奪われた状況で食事を取るというイベントです。

元々は海外で実施されていた「ブラインドレストラン」を、日本の食事や文化にアレンジして開催されています。


視覚を奪われてしまうことで、人間に備わっている残りの感覚を刺激することが楽しみになっています。

あなたも完全に視覚を奪われた状況の中で、嗅覚、味覚、聴覚、触覚を研ぎ澄ましてみたいと思っているのではないでしょうか?


暗闇ごはんの食事内容は、決して豪華なものではないようですが「食べて驚いてもらう」ことをコンセプトに食材や調理にもこだわりがあるようです。

最近ではレンコン餅を応用したれんこんハンバーグや、流行している大豆ミートのハンバーグなども人気があります。

青江覚峰の経歴と暗闇ごはんを提供し始めた理由について

暗闇ごはんを開催しているイベントの代表者は青江 覚峰(あおえ かくほう)さんと言います。

1977年東京生まれで、米国カリフォルニア州立大学にてMBAを取得した異色の住職です。



青江さんはお寺のお家に生まれ、元々はお寺を継ぐつもりはなかったようです。

面白いエピソードとしては、お寺を継ぎたくなからアメリカの西海岸にある大学でMBAを取得したようです。

アメリカの大手企業でも内定を頂いたり、かなりいい感じに進んでいたようです。

しかし、2001年のアメリカ同時多発テロが青江さんを変えました・・・


MBAを取得し、大手の会社にも内定をもらいイケてる自分だと思っていた青江さんは社会に対して何もできないことに無力感を覚えました。

自分も何かしたいと思い、実行できたことは献血とお金の寄付ぐらい。


自分のできることの小ささに、無力感を感じてしまい世の中や自分自身が何もかも嫌になった時期がありました。


そうしたことがキッカケで、最も身近にあったはずの仏教や神道を学び始めることに至ったのです。

仏教を学び活動を開始

仏教を学ぶと青江さんは自分自身が救われるという事実に気づき、お坊さんブログというのを2003年から始めました。


そのブログは、多数のお寺ファンやお坊さんが記事を書いている「彼岸寺」というウェブサイトです。

青江さんは創設者の一人でもあり、かなり先進的なお坊さんという印象です。


その後、活動を続ける中で講演会や書籍出版をするに至ります。

料理僧という肩書きで「お寺ごはん」「ほとけごはん」などキャッチーな言葉を使いながら活躍しています。


お寺と料理という組み合わせは正直、想像すらしなかったですよね?!

書籍のサブタイトルにも家でつくれるお寺のレシピ99とあるので、言われちゃうと気になってしまいます。

興味のある方は書籍もチェックしてみてください。

緑泉寺の住職|青江覚峰についてまとめ

かなり気になる存在の「暗闇ごはん」ですが、その立案者が青江覚峰さんです。

実家を継ぎたくないという、よくありそうな流れで家を飛び出し原点のお坊さんへ戻ってきたという美しいすトリーをお持ちの方でした。

暗闇ごはんのイベントは不定期の開催ですが、青江さんの講演や料理教室はオンラインでたくさん企画されています。

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