Amazonの集客力と販売力は、途方もなくスゴイです。
例えるなら、
新宿の駅前にでもお店を出すようなもんです。
家電だろうと、食品だろうと、雑貨だろうと、何だって揃う最強の場所に出店することが可能なのです。
しかも家賃は月額5,000円ほど。
まさに圧倒的。
そんなAmazonドリームに乗っかっている人が、近年増えていると聞く。
しかし、それなのに売れないのは何故なのだ?
そんな迷える子羊と化したのは、オレだけではないだろう。
例えるなら、スーパーサイヤ人になれるはずなのに、なかなかなれないベジータのようなものだ。
そんな体験をここに綴りたい。
Amazonアカウントの戦闘力はそんなに影響するの?
さて、Amazonの凄さについて、先ほど新宿の駅前にお店をだすようなものだとベタ褒めしました。
それなのに、何で売れないのか??
それは、我々弱小アカウントの商品が、カートを獲得できていないから。
イメージとしては、お店は新宿に出してるんだけど、レジが閉まってて人が並んでない。そんな感じだ。
なんで全く同じ商品を、同じ価格で販売してるのに、隣のレジには人が並んでるのか?
それはアカウントの強さが違うからです。
もうね、ビックリするぐらい違うんです。
アカウントの強さは、セラーの評価を見れば一目瞭然。
以下のような戦闘力を見かけたら、戦わないことをオススメします。
★444
★18000
★530000
上記のような戦闘力をお持ちのセラーは、まるで次元が違います。このような方と同じ肩を並べても、カート獲得率0%。つまりあなたのレジにお客が並ぶことは、永遠に近いほどありません。
問屋やメーカーから、安定して仕入れられる商材だと、お相手の在庫が無くならないので、カートは永遠に回ってきません。
利益を出すことを諦めるパターンも多くなるでしょう。
在庫処分ということで、大安売りのワゴンセール開催で、ようやくあなたのレジが開きます。
ただ転売せどりで仕入れた商品の場合なら、途方もない戦闘力の方々でも、在庫が少ない場合もあります。
そのようなケースであれば、在庫がなくなり次第、自分たちにも順番が回ってきますね。
では、どの程度の戦闘力ならまだ勝機があるのでしょうか?
以下のような戦闘力であれば、天下一武道会の予選ぐらいのレベルです。
☆新規出品者
☆2
☆5
このレベルであれば、まだ狼牙風風拳(ロウガフウフウケン)が通じるので、武道会に出場しましょう。
Amazonのアカウントを強くするには?FBAなら売れるのは本当か?
これに関しては、ひたすら売れ!!
というお言葉しか、思い浮かびません。
巷ではFBAをすれば売れる!大口出品に切り替えましょう!という、最もらしいアドバイスをする先生が多いですね。
YouTubeなどでよく登場する、それらしき先生方へ一言。
現実として、FBAはもはやデフォルトでしょう。ほぼ無意味なアドバイス。
例えるなら、
職場に嫌な上司がいて困ってるんだよね。って相談した時に、
「気にしないようにしろ」
って言われるくらい、無意味なアドバイスです。
いや、それが出来るならとっくにしてるわ。
FBA販売なら、売れるぞ!っていうアドバイスは無意味です。
それらしいアドバイスの無意味さを実感する今日この頃です。
FBAで販売しても、売るのは難しいので売れないときはどうするか?
それについては、完全根性論が求められます。
100%中の100%根性です。
赤字?売れ!
めっちゃ赤字?売れ!
ゴリゴリ赤字?売れ!
死ぬほど赤字?売れ!
自殺したいほど赤字?売れ!
です。
この辺りは脳死で構わないので、売りまくってアカウントを鍛えろ!!
馬鹿の一つ覚えみたいに、売るしかないのです。
売りまくって、死ぬほどありがたいセラー評価を頂きましょう。
さて、圧倒的根性論を唱える筆者ですが、自身は根性論が大嫌いなので、売れない状況から学んだことは、ライバルの数と戦闘力を常に意識して仕入れること。
ちゃんとスカウターで競合セラーの戦闘力を計りましょう。
以下のような気持ちが湧いたら、仕入れるべき商品です。
「戦闘力たったの5か、ゴミが」
さぁ、仕入れるサインです。
Amazonアカウントが弱いヤムチャでは売るのは不可能なのか?
さて、死ぬほど辛口な体験を綴っていますが、中には売れる不思議な商品もあるのです。
このアルゴリズムについて、まったくもって不明ですが、なぜか売れる商品がある場合は、積極的に販売して、利益を出していきましょう。
ビジネスレポートを見れば、どれくらい商品が閲覧されているのか?カートが取れてるのか?
たゆすくチェックできるので、売れてる理由を分析していきましょう。
また、最初はまったくカートが取れなかったのに、一個でも売れたらカートが回ってくることもあります。
なので、
価格を下げてみて、いくつか売れたら元の価格に戻してみるのも、試すと良いですね。
それで取れないなら、いさぎよく在庫処分!
まとめ・Amazonのアカウントを修業するという意識高い系になりましょう
さて、Amazonのアカウントに関して感じたこと。
それは育てるという意識。
この点に関しては、意識高い系になりましょう。
ぶっちぎりの意識高い系を目指すと良いです。
参考になるマインドセットとして、ベジータ先生の名言があります。
「カカロットの奴は100倍の重力でトレーニングしたらしいな。ならオレは奴の3倍だ!!」
こういうことです。
ライバル(カカロット)が100商品リサーチしているのなら、オレは300商品リサーチしてやるぞ!!
ということですね。
そして商品が売れないなら、赤字でアカウントを育てる。
いや、育てるなどと生やさしいものではなく、アカウントを修業する。
これぐらいの、時代遅れな気合いが必要なのではないかと感じております。